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ニキビ
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ニキビとは?

ニキビは毛穴に皮脂が詰まり、炎症になってしまう病気です。放置していると炎症の進行が進み凸凹としたクレーター状のニキビ跡になってしまう為、早期の治療が必要です。

白ニキビ:皮脂が毛穴に詰まった状態です。表面に白い点がみえることが特徴です。

黒ニキビ:毛穴が人がり、皮脂やメラニンにより黒く見える状態です。

赤ニキビ:アクネ菌の増殖が進み、炎症が起きてしまった状態です。

黄色ニキビ:赤ニキビが更に悪化し、膿となってしまった状態です。放置しているとニキビ跡になる可能性があります。

ニキビの原因

ニキビは過剰に分泌された皮脂により、毛穴が詰まってしまい、皮脂を栄養とするアクネ菌に感染し、炎症を起こすことが原因です。

皮脂が過剰に分泌される原因として代表的なものは、思春期に伴い性ホルモンの分泌バランスが変化することです。その他の原因としては、食生活の偏り、肌に合わない化粧品の使用、昨今ではマスクを長時間装着することで、衛生状態が悪くなること等が挙げられます。

■当院で出来る治療法

1、外用療法

毛穴の詰まりを改善する薬、原因となるアクネ菌を殺菌する薬剤を組み合わせて治療します。

ディフェリンゲル:毛穴の詰まりを取り除くことで、白ニキビ・黒ニキビを改善します。また白ニキビの前の肉眼で確認できない毛穴のつまりも改善してくれる薬剤の為、ニキビの発生予防効果もあります。

べビオゲル:表面をピーリングすることで、アクネ菌を殺菌する薬剤です。従来の抗生物質の内服・外用は薬剤への耐性菌が問題となっていましたが、物理的に表面をピーリングする為、耐性菌の影響を受けない画期的な薬剤です。

エビデュオゲル:ディフェリンゲルとベピオゲルが合わさった薬剤です。

外用抗菌薬:皮膚表面にピンポイントで塗る目的で使用します。

2、内服療法

ニキビに治療は外用療法が主ですが、症状によって補助的に漢方薬を使用します。

重症のニキビには、抗生物質の内服を処方します。

3、自由診療

保険診療でも治らなかった重症のニキビの方、何度も繰り返してしまう方には自由診療で

ニキビの根本治療を行っております。

日常の注意点

・ニキビは自分でつぶさないようにしましょう。

・糖分の多い食べ物や動物性脂肪の多い食べ物の過剰摂取は控えてください。

・ニキビの外用薬はいずれも刺激性のある薬剤の為、乾燥や紫外線の影響を受けます。

その為、使用中は保湿・日焼け止めのを行ってください。

・充分な睡眠を取ることで肌の再生が進みます。

よくある質問

Q:ニキビ治療はどれくらい長く続ける必要がありますか?

A:ニキビは慢性疾患のため、治療をし続けることが大切です。医師の指示に従い、根気よく治療を続けましょう。

Q:冷蔵庫の保存と指示を受けましたが、薬局から持ち帰るときや、旅行に持っていくときなどはどうすれば良いですか?

A:高温になりすぎないように注意して、到着後は速やかに冷蔵庫で保存してください。