手のひら、足の裏に小さな水疱や小さな膿が繰り返しできる病気です。
水疱や膿疱とともに赤い斑点や鱗屑と呼ばれるカサカサしたフケのようなものがみられます。風邪や扁桃炎などの上気道炎症状などがきっかけとなって発症することがあります。
喫煙・感染症・歯科金属のアレルギーによって起こるといわれています。他の人に感染することはありません。
原因を特定するために、血液検査を行う場合があります。
タバコは原因であることが多く、禁煙を推奨します。
※当院では注射の治療は行っておりません。必要な方は総合病院に紹介いたします。
・皮膚をむしったり、取らないようにしましょう。
・たばこを控えましょう。(禁煙で症状がなくなる場合があります。)
・風邪をひかないように体調に気をつけましょう。
患者さんによって異なりますが、治療により症状は軽快すると言われています。しっかりと治療を行うことが大切です。
掌蹠膿疱症の膿疱は、無菌性膿疱と呼ばれており、その中に菌はいません。
掌蹠膿疱症の膿疱の中には菌がいないことから、他の人に感染することはありません。
掌蹠膿疱症と水虫はしばしば似た症状を示しますが、全く異なる病気です。したがって治療方法も異なります。