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巻き爪とは？

足の指の両端の先端部が強く内側に弯曲した状態のことです。負担のかかる第一趾（親指）の爪になることが多いです。症状悪化時は爪の周りの皮膚が炎症を起こし、強い痛みが伴うため処置が必要です。

原因

巻き爪になってしまう原因で代表的なものとしては、足に合わない靴を履くことで慢性的に爪が圧迫されることです。そのほかの理由としては、下記の様な理由が挙げられます。

・寝たきり等、歩行量の低下で爪が自然にまかれてしまう

・深爪

・間違った爪のカット

・爪白癬

・外反母趾

当院でできる治療方法

手術による爪の除去

皮膚に食い込んでいる爪を切除する方法です。爪の根本にある爪の再生に係る部位は残す為、しばらくすると爪が生えてきますが、即効性のある治療です。

（保険適応：1ヶ所5,000～6,000円（3割負担の場合））

クリップ（自費）

手術が難しい場合自費でクリップを挿入する治療もおこなっています。1ヶ所あたらい8,800円（税込）です。３ヶ月程度装着することで爪のカーブを正常に戻していく治療法です。ほとんど痛みがない治療です。

正しい爪のカット

巻き爪を繰り替えさない為に正しい爪のカット方法を覚える必要があります。

手順１．指先と同じくらいの高さで、一直線にカットする

手順 ２．爪の端を爪ヤスリで整える※

※爪の角の尖りが気になる場合でも少しだけ丸めるにとどめておくことが大切です。

爪の角を指の形にそって切ってしまうと、爪が皮膚に食い込んでしまいます。

よくある質問

Q:術後の痛みはどれくらい続きますか？

A：一般的に数日で術後の痛みは改善します

今まで続いていた鈍い痛みはとれるので、その後は歩行時の痛みはなくなります。

Q:特に痛みはないですが、爪だけ切ってもらえますか？

A：巻き爪、陥入爪等症状がある場合のみ、保険診療で爪切りを行っております。

特に症状が無い（不定愁訴）の場合、保険が適応されません。