子供に多い皮膚のウイルス感染症です。
ウイルスが詰まったいぼが皮フ表面にでき、皮膚と皮膚がふれることで感染し、いずれ成長に伴ってできなくなります。
幼稚園や保育園等の集団保育の中では治療が望まれます。
水いぼはかゆいことが多く、かくと次々に広がります。
水いぼがある間は水あそびや集団で入るプールにはいれません。
ピンセットのようなものでつまんで取り除きます。
痛みを伴うため、ご希望によりペンレス®(局所麻酔のテープ)を使用します。
処置の後、ゲンタシン軟膏を数日外用します。(とびひの予防のため)
・皮膚と皮膚が触れ合う部位(わき、そけいなど)は多発しやすいので早めに治療しましょう。
・乾燥していると水いぼが広がりやすいので、保湿が必要です。
・アトピー性皮膚炎や汗も等湿疹がある部位は悪化しやすい為、湿疹の治療も一緒に行います。
A:学校において予防すべき感染症とされてはいないので、登校・登園禁止にはなりません。
肌と肌が触れ合うことで感染するため、
水いぼがある間はプール禁止の学校・幼稚園がある様です。
A:ほとんどの場合傷あとが目立つことはありません。
A:半年~数年程度かかりますが、放置しても自然に治癒します。ただし集団保育や学校生活では治療が望まれています。かゆみを伴うためかくことで拡大します。当院ではなるべく摘除することを推奨しています。